499人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
「…っ、そ、それは…」
リュウシが、返答に困っていると
ラクスが、パジャマをはぎ取る。
「!!!」
あらわになった肌、そして下着を身につけた下半身。
リュウシが、恐る恐るラクスを見ると、ラクスは冷たい目をしていた。
「お前…男だったのか」
「!!!」
慌てて逃げようとするリュウシ。
だがラクスが…いやラクスの髪が!!!まるで生き物のように動き、リュウシの両手足に巻きつき、捕まえる。
「あぁ…!!お許しをラクス様!!」
「…お前、本当はどこの人間だ」
「…っ」
言ってはいけない!!
だが、被害にあうのが自分だけなのなら…
そう思い、リュウシは本当の事を言ってしまった。
「…僕は、本当はっ…隣国の第三王子、リュウシ。リュウシ・ミラード」
「…なるほどな。自分の息子をとは……まぁ仕方ない。約束は約束だ、隣国には何もしない。だが…」
ラクスは、髪をあやつり
リュウシの胸の突起をなでる。
「あっ…」
「私の気のすむまで、とことん相手をしてもらおうか。リュウシ王子。いや…嘘つきな私の妻よ」
最初のコメントを投稿しよう!