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妃は、金髪に緑色の瞳をしていて長い髪を上でまとめていた。
王も金髪だが、目の色は少し違う。緑なのだが、少し淡い。
そして、髪は短かった。
食事が終わり、お茶を飲んでいるとリュウシは、妃に質問をされた。
「リユ、あなたの生家の事を聞かせてもらえないかしら」
リュウシは、戸惑った。まさか、王家に生まれたなどとは言えない。
すると、ラクスが口を挟んだ。
「母上、その話は、後日にでも。リユは、今日は、もう疲れているでしょう」
妃は、うなずく。
「そうね。リユ、お嫁に来てくれて、本当にありがとう。今日は、ゆっくりと休んでね」
「はい、ありがとうございます。お母様」
しばらくして、リュウシはルフと共に自室に戻る。
そして、部屋にカギをかけお風呂に入る。
バスルームも広く、バラの香りのするシャンプーや、ボディーソープに満足しながら、ゆっくりと入った。
そして、用意された女性用のパジャマを着る。
下着は…というと、洗濯する時に怪しまれるといけないので女性用だが、なるべくキツくないパンツを履く。
ブラは、身につけるわけにはいかないので、洗濯時に一枚、出しておく。
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