第1章 見えざる飛竜

5/9

104人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
火山地帯の宿営地(ベースキャンプ)は、高い岩盤に囲まれた場所にあった。 馬車から降りたジークは、真っ直ぐに支給品ボックスに向かった。 支給品ボックスの中には、《携帯食料》や、《大タル爆弾》《小タル爆弾》があった。 とりあえず、対飛竜武器と、《携帯食料》《携帯砥石》《応急薬》を取り出して、蓋を閉じた。 携帯食料を食べると、スタミナが回復していくのを感じた。 次に、砥石で念入りにバスターソード改の刃こぼれを確認した。とりあえず、刃こぼれはなかった。 剣を背中に背負い直すと、ジークはキャンプの出口へとむかった。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

104人が本棚に入れています
本棚に追加