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バサルモスがいるというエリア2へは、大きく迂回しなければならなかった。
エリア1を抜けると、そこは灼熱の場所であった。ここの暑さは、尋常ではなかった。
足早にエリア1を抜ける。そこは、もうエリア2であった。
イノシン型のモンスター、《ブルファンゴ》は、そこにはいなかったが、そのかわりに巨大昆虫がいた。
ランゴスタは、不気味な羽音をさせながら、ジークに近寄ってきた。
――本当にうっとうしい。小さく舌打ちをする。ほっとこうとも思ったが、飛竜戦となれば、厄介な敵となるので、素早くランゴスタを退治した。
バスターソード改を当てるたびに、ランゴスタの体は四散した。数秒もすると、地面にはランゴスタの残骸でいっぱいになった。
――そして、ジークは怪しい岩を見つけた。小さく、3つの岩が連なっている。
試しに、《大タル爆弾》を近くに2つ設置して、《小タル爆弾》で点火させた。
ドォォォン!すざましい爆発音が鳴り響く。
ゆっくりと、その巨体はその姿を現した。大きさは、飛竜ほどではなかったが、それでもでかかった。
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