愛憎歌

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私は、貴女のことだけを、永久に、永久に、愛するの。 貴女が、とても、とても、愛しいから。 だから、貴女の命令は何でも聞くのよ? 一般的な所業から……お掃除(コロシ)だって、きっと、厭わない。 だって貴女の為だもの。それくらい聞いてみせるわ。 でも、こんな愛、重いって思うでしょ? 殺しちゃいたいくらいに。 いいのよ? 私如き、殺しちゃって。むしろ、貴女に殺されるなんて、 とっても、幸せ……。光栄の極みよ。ありがたき、幸せ、だわ。 でもね、一つだけ、そう、たった、一つだけ、注意して欲しいの。 もしも、貴女が私を殺す、という時は…… 「抵抗するな」って命令して頂戴? そうじゃないと、 愛しすぎて、愛しすぎて、貴女のこと、殺しちゃうと思うの。 だって、素敵じゃない? 私は絶対刺殺がいいと思うの。 白い肌が深紅に色付く様、とても、とても綺麗じゃない。 何よりも、叫び声がするじゃない! 断末魔が、聞けるじゃない! こんな愛、やっぱり、重いかしら。こんな愛は重すぎる? でもね、私は、こんな愛しか注げないの。 だからね、貴女を、私がいなくちゃいられないようにするの。 どんなお願いも聞いて、私がいないと不便なまでに。 離れたい? 離れられないんでしょ? だって、もう、貴女は私がいなくちゃ生きれないじゃない? そしたら、ずっと、ずっと、永遠に一緒ね! 嬉しいわ……。死んでも、一緒よ……?
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