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「これから君のサポートをする、シロガネです。よろしく」
カメリアにモルモット宣言され、人外宣告をくらい、何か知らんが名前を与えられたオレは、目の前の男を不審がるしかなかった。
普通すぎる。
さっぱりした黒髪に細くて黒い目、スーツをきっちり着たこいつは、サラリーマン風な日本人にしか見えない。何だ、こいつ。
カメリアがアレだから、逆に怪しく見える。慰み所とか、妖怪とか言ってる店にこんなマトモなやつがいていいのか?
とりあえず、挨拶されたのでテキトーに返す。
「はあ、どうも」
「僕は彼女の雑用ですから、ホシクズさんも遠慮なくシロガネと呼んでください」
雑用がオレに手取り足取り教えられンのかよ。
カメリアがてっきり教えンのかとおもいきや、見知らぬこいつが来たわけだ。自称雑用係だが、信用できねェ。
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