始まりの前夜

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「ふぁ~あ。ねみぃ~。 年越しそばも食ったし、もうやることないから、ねるかぁ~」 今日は12月31日、大晦日である。 隼人は冬休みの真っ最中。 だが、いつも暇なので、今日もしたことといえば、家の大掃除ぐらいだ。 「ほんっとねみぃ。 大晦日だからといって遅くまでおきるもんじゃねえな・・・。 ふぁ~~~ぁ」 やることがなさ過ぎて、大晦日でも、早く寝たいと思っている。 (もちろん宿題などはすっぽかしている。) そして、隼人は自分のベットに入った。 それから5秒もしないうちに寝てしまった。 これから、自分に起こることなど、何も分からいまま・・・。
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