無駄口

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無駄口

ブロロロロッ~!! 待ち合わせ場所に迎えのバンがやってきた。 栄太「おはよス~」 翔「オッス!栄太、今日は遅刻しなかったんだな」 笑いまじりに俺にジャブをいれてきたのは小学生の頃からの親友の翔。 コイツだけはなんでも喋れるツレだ。 栄太「昨日、寝てねーんダヨ!この前、遅刻しただろ?だから今日はオールなの」 翔「おまえなぁ~寝なきゃ身体もたねーぞ、頼むから事故だけすんなよ?」 栄太「わかーてるって俺は寝なくても二、三日はいけるってば」 翔「ハァーッ・・・」 ため息をはきながら翔は買ってきてくれたヤキソバぱんとコーヒーを俺にくれた。 栄太「サンキュー、ところでさ翔、今日はめいいっぱいまで仕事??はやく終わったりしないの?」 翔「ほんとお前さぁ朝から仕事終わるコトばかりしかかんがえてねーのかよ」 少し眉間にシワをよせ翔が俺にいった。 栄太「・・・いや・・そんなんじゃないけど・・・」 翔「・・・」 朝から俺のやる気のなさが車内に嫌な空気を呼び込む。 そして職場につきなんとか一日の職務が終わった。
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