ネパール旅行記～サドゥ～

出発

さて。

こうしていよいよ私は無事カトマンズ空港へ到着出来たのです。

おじさんに「バーイ！」と別れを告げて、私は次の試練へと立ち向かう。

ビザの取得、だ。

タラップから降りると、私は驚いた。

国際空港なのに…

あまりにもボロ過ぎる。

空港内の壁はボロボロで、今にも崩れ落ちそうだ。

ネパールが貧困な国である事を飛行機から降りた瞬間に感じられる国。

これがネパールだ。

これからの数日、一体どんな日々が待ち受けているのか私はワクワクした。

飛行機から降りてからイミグレまでの距離もほんのわずか。

なんの表示も見当たらない。

いや、表示は必要ない。

なぜなら一本道だから。

「空港が広すぎて分からな～い」

なんて心配は無用だ。