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一方黄泉はスタジオ中を駆け回っていた。
しかし、なんやかんやで楽屋に戻ってしまった黄泉。
黄「逆にこうゆう所のほうが見つから無いって!」
そう言って中に入ると、
そこには新弥の姿が。
黄「新弥!
俺ちょっと此処に隠れるからさ、咲人が見ても知らないふりを―――」
その時だった。
黄泉の肩に誰かが掴むようにポンと手を置いた。
新弥の視線も黄泉の後ろに。
黄泉は体をビクッと痙攣させてゆっくりと後ろを振り返った。
黄「ささささささささささささささささ咲人!!!!?」
そこにいたのは案の定咲人だった。
さっきと同様、
冷たい笑みを浮かべている。
咲「お菓子は、美味しかったですか…?」
黄「ひいっ!!!
…………い…い…、
いやあああああああああああ!!!!」
こうして、なんやかんやでこの件は無事(?)に落着したのだった。
黄「もうこんなことしない!」
完.
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