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集合場所には同じツアーに参加する人が20人ぐらいいた。
ガイド「本日は当社のツアー旅行へのご参加誠にありがとうございます。」
ガイドさんが色々な説明をしている。
バスが遅れているらしく、しばらく待ちが出るらしい。
その時ふと俺を呼ぶ声が聞こえた。
「お~い! 鷹野く~ん!!」
優子と一緒に振り替えるとそこには友人の竜也がいた。
明「なんだよ鷹野く~んって気持ち悪い!」
竜也「たまにはいいだろ? 名字で呼ぶのも♪」
竜也とは小学校から一緒でよくつるむ悪友だ。
竜也「明もツアーに参加するんだ?」
明「商店街の福引きで当てたんだぜ! 凄いだろ♪」
自慢気に俺が話してると竜也もニヤニヤしながら、
竜也「悪ぃな明! 俺も当てたから来てるんだぜ♪」
明「はっ??」
竜也「夏祭りの時の福引きだろ? 特賞は2本あったんだよ~」
自慢気に言った自分が恥ずかしい。
穴を掘って埋まりたい気持ちだった。
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