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ここは『未来都市』にあるとある街のとある部屋
[V6]という、所謂都市における『J's』という表向きは情報局
実際は[国家特殊機密精鋭機関]という大きな機関の所属第四部隊[V6]のリーダーである[坂本昌行]の大声が朝から部屋中に響く
「ごう!ごう!?」
「煩いよ坂本君」
メンバーの一人である[三宅健]がさも煩さそうに顔をしかめた
「あー…健、ごう知らないか?」
「知らないよ!俺いつでもごうといるわけじゃないし」
そう言って視線はまた手元のゲームに戻ってしまった
「どないしたん?朝から賑やかやな」
一部始終を見てたのに今だ事態が分かっていない[岡田准一]が呑気な声で健の隣に腰掛けた
「あ、ポケモンやん」
「見るなら黙ってみろよ」
「お前らなぁ…」
「あれ、坂本君 ごうなら井ノ原と出掛けたよ」
坂本が半眼になりかけた時、[長野博]が何でもないことのようにさらりと答えた
そのまま長野は部屋を出て行く
手には「グルメナビ」と書かれた本
「……………」
自由すぎるメンバーに坂本は長い長いため息をついた
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