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志野が言うには一旦家に帰りまた学校に集合だそうだ。
そういうわけで今は
お嬢さ…真理亜と一緒に図書館にいます
真理亜曰く
「家に帰りたくない」
だそうだ
まったく、困った人だ
それはそうと…
暇だ
僕は真理亜の顔を見ながら昨日のことを考えていた
教えてくれないなら探すまでだ!
そう意気込んだ矢先に真理亜が口を開いた
「ねぇ、総?」
「え?あ、はい、なんですか?」
急な不意打ちで総もしどろもどろに返事をした。
「どんなに頑張っても叶えられない夢があったらどうする?」
真理亜は総の顔を見て真剣に聞いてきた
どんなに頑張っても叶えられない夢?
どんなに、頑張っても?
「僕は、僕なら
答えを言おうとしたら図書館に似合わない男が入ってきた
「お、こんなところに2人でいたのかー!
なんか怪しいな…」
ま、そいつは志野であるわけで…
なんか後ろに栞さんまでいるわけで…
今思ったんだけどさすがバスケ部、デカいな
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