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「この子……この機体は、操縦者の動きや声に反応して動くわ。歩く時は、ただ念じればいい。武器は盾に収納された剣よ」
「わかった。後は何かある?」
「後は、この子の名前を呼べば動き始めるわ」
「名前?」
「ええ、この子の名前は《ナイトジャスティス》よ」
「ありがとう、レイナ。君は安全な所に隠れてて」
「うん。……士も無理しないようにね?」
「ああ」
レイナが安全な場所に退避したことを確認すると、一度深呼吸をした。
「………ふぅ………。立て! 《ナイトジャスティス》!!」
僕の声に応え、《白銀の騎士》が立ち上がる。手も足も、僕の動きに合わせて動く。
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