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「はぁ……。つまらないな……」
夜空を見上げながら、そう呟いていると、空から一筋の光が海岸の方へと流れ落ちていくのが見えた。
「流れ星か……? それにしちゃ本当に落ちてくるなんて奇妙だし……。ちょっと見に行ってみるか」
そして海岸に来てみると、まるで騎士のような姿をした巨大なロボットが倒れているのが僕の目に映った。
「何かの映画の撮影か? でも、そんな話は聞いたこともないし、誰もいないみたいだし……」
そう言いながら、そのロボットを見る。
どう見ても本物としか言い様のない程の出来だ。
かと言って、こんなものを作っているという話を聞いたこともない。
それに、まるで異世界から来たように思わせるこのデザインが、映画ではないと思わせた。
「それにしても、すごい出来だな……」
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