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裕｢村上財閥ってめっちゃすごい金持ちやんか！｣
章｢すっごーい！｣
村｢……｣
亘｢辛かったの？｣
村｢…ｯ…｣
一｢健太郎！こいつは､あの純と同じ血を受け継いでいるからー｣
亘｢一真兄ちゃんいい加減にしてよ！村上君がかわいそうじゃん！苦しんでるんだよ!?｣
一｢…健太郎｣
村｢…亘さん！｣
亘｢亘でいいよ｣ﾆｺｯ
村｢…//｣
明｢何が嫌なんか言うてみぃ？｣
村｢…ほとんど兄です｣
一｢お前もか…！｣
村｢兄のことを､わっわかってくれるんですか!?｣
一｢おぅ！｣
さっきまでぎゃーぎゃー言ってたのに…
村｢いつも自分勝手で､俺に何もかもやらすし！｣
一｢わかるわかる！｣
村｢我儘で頑固だし！｣
一｢わかるわかる！｣
村｢部屋中に､一真って人の写真がたくさんあるし！｣
一｢わかるわー…え？｣
一真兄ちゃんの顔が一気に青ざめてしまった
章｢にーに？｣
亘｢そっとしといてあげようね｣
章｢？｣
亘｢…本当にマンションに住もうとしてるの？｣
村｢え…はい｣
１人でマンション暮らしなんて…
明｢…しゃあない｣
亘｢え？｣
明｢…一緒に住むか？｣
村｢え!?｣
亘｢明兄ちゃん！｣
明｢かわいそうやろ｡そんかわり家事とか手伝ってもらうで｣
村｢ありがとうございます！｣
亘｢明兄ちゃんありがとう！｣
章｢わーい！わーい！｣
こうして家族に村上健志君が加わったのでした
next…
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