鬼の恋

礼という名の再会

「へぇ～変わってる人もいるんですね～」

と団子を食べながら言う総司
あれから着物買い話ながら甘味に来たのだ

「で？土方さんはその谷村舞って人に惚れたわけですか～」

「そんなんじゃねーよ」

「じゃ何で着物を？その人に贈るから買ったんですよね？今まで土方さんが女性に物を贈った事ありましたっけ？」

「これはただの礼だ！」

「本当ですかね～でも何時渡すんですか？」

「今日また島原に行ってくる。」

「へぇ～ご苦労様です」

「すまんちょっといいか？」

その夜土方はたま島原に来ていた

「土方はんやないか！また来てくれはの？」

「嫌今日は泊まりに来たんじゃねぇ…ここに谷村舞って女はいるか？」

「谷村舞？……裏方にそないな名前の子いてはりますが？」

「じゃ呼んでくれねーか？」

「舞をどすか？」

「あぁ」

「わかったどす」

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