普通でないのはお互い様

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『お前なんか無理だよ』 あっ…まただ 『忍びになりきれない忍びめ』 またこの夢だ 『利用するにはちょうどいい』 嫌だ 『最後は役にたたせてやるよ』 はやくさめて…………… ――――― ―――― ――― ―― ― , はっ! ガバ!! 「ここは……」 朝になり目を覚ました舞 「…………」 「おっ目覚ましたか」 「土方さん?!…ここは?」 「ここは新撰組の屯所だ。んでここは俺の部屋」 「……?」 「大丈夫か?寝てるときもすごい魘されてたぜ?」 「………大丈夫です。所でなんで私はここに?」 「覚えてねーのか?お前昨日の夜倒れたんだよ」 「え?……あっ……」 一気に思い出す舞 「すみません。ご迷惑をおかけして」 「いや…それは別に…いいんだがな」 「………私の事…話さなければなりません?」 「……あぁ」 「どこまで築きましたか?」 「お前が元忍びだというところまでだ」 「そうですか」
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