普通でないのはお互い様

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「お前は間者か?」 「違いますよ」 「……じゃなんだ?」 「一応はあなた達の見方………だった物です」 「見方?」 「きちんとお話はしますよだから沖田さん隠れてないで出てきてください」 そう言うと襖が開いた 「よくわかりましたね。土方さんでも分からなかったのに」 「元忍びですから…」 「普通ではなさそうですね。貴女」 「それはお互い様ですよ」 さてと舞は続ける 「隠しても後でぼろが出るので正直にお話しますね。私が何故元忍びで島原にいて昨日倒れて……新撰組が怖くないか…」 舞はゆっくりと話始めた
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