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二人並んで歩く
土方は何故か胸が熱くなり鼓動が早くなっていた
隣にいる舞を見るとさらに鼓動が早くなる
そしてもうすぐ島原という時だった
ポタ
ポタポタ
ザァーーーーーー
いきなり雨が降ってきた
島原が近かったので島原に駆け込む二人
「なんだか初めて会ったときみたいですね」
と笑う舞を見る土方
舞は髪が少し塗れており色気がでていた
ドクン
大きく跳ねる土方の胸
どうじに初めて会ったときの事を思い出す
まるで昨日の事のように覚えている
「……じゃ…俺は帰る」
島原を出ようとする土方
「まってください土方さん！こんな雨でもう夜遅いです。風邪を引いてしまいます」
土方の袖をつかむ
「今日はここに泊まっていってください。この前助けてくれたお礼もしたいんです。」
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