築いた気持ち

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「でもよ…」 「お仕事あるんですか?」 「いやねーけど…わかった…泊まるよ」 「はい!すぐにお部屋用意しますね」 と舞はどこかに行ってしまった 数分後 「土方さん!」 手ぬぐいを持った舞がきた 「すみません。お待たせしてこちらへどうぞ」 舞についていく土方 賑やかな声が小さくなるほどはじにある部屋に来た 中に入ると机があるだけの部屋だった 「すみません…お客様用の部屋みんな埋まってて…ここ私の部屋なんですか好きに使ってください」 「お前の部屋?」 「はい…」 「……いいのかよ俺なんかが使って…お前はどこで寝るんだ?」 「気にしないでください。私は基本何処でも寝れるので」 「女であるお前を差し置いて寝れるか!」 少し叫ぶ土方 すると舞は笑い出した 「アハハハハ私を元忍びとわかっていても女扱いしてくれるんですね」 「……」 「土方さんって山中さんにそっくりです」 「は?」 「不器用で意地っ張りで何を考えているかわからない。でも優しいくて人一倍仲間思いな所です。山中さんもそう言う人立ったんです」 舞は土方に近づき顔を見ながらこう言った 「優しい鬼の土方さん!」
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