610人が本棚に入れています
本棚に追加
そして
ドサッ
「!」
土方は舞を押し倒した
同時に口を離す
「…………ねーよ」
「え?」
「汚くなんかねーよ…おめーの体は…」
白く柔らかい舞
そんな舞に傷跡
強く生きてきた事を物語る
「こんなに…綺麗な肌始めてみたよ」
舞をまっくず見て言う土方
「土方さん…」
「舞…俺は…」
舞の頬を触りながら言う
初めて会ったときから気になっていた女
想像もできない傷をおい
新撰組を怖くないと言って
俺のことを優しくと言いやがった
ーー―鬼と言われていてもそれは仲間のためですよね―――
あぁそっか
あの時か
あの時、
あの瞬間から俺は…………
「俺はどうやらお前に惚れてるみてーだ」
.
最初のコメントを投稿しよう!