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目を見開いたまま固まる舞
「今…………なん…て?」
ようやく出た声も消えそうに小さく細い
「俺はお前に惚れてる」
「…嘘…」
「嘘じゃねー本当だ」
「そんなだって…私みたいな女が土方さんに好かれるわけ…………答えと違う」
「答え?」
「土方さんはもてるし新撰組の副長さん…だから私なんて目にもとめないと…」
「…お前が言ってたもう答えが出てる事って…」
「貴方への思いです…土方さん……私は新撰組を調べ初めてすぐです…新撰組のため…仲間のために鬼になる貴方を見ていて…最初は山中さんに影を重ねました……でもいつの間にか貴方を見ていました」
微笑む舞
「どうしても新撰組役にたちたくて…でも何もできなくて…だから私あの日土方さんに声をかけたんです。」
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