築いた気持ち

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『土方さんですよね?』 土方の頭に出会った日の事が思い出される 「他にも役に立ちそうなら声をかけていたんですよ」 「お前そんなに新撰組の事考えていたのか」 「はい……秘光隊のにのまえにしたくなくて……自分で相手にできる相手なら新撰組に被害がでる前に止めてました」 土方は舞の体をみた 昔できたであろう傷跡とは違いまだ新しい傷跡があった 土方はその傷跡に口を落とした 「っ……」 「……ありがとう…な」 「え?」 「新撰組を影で守ってくれて」 土方はそっと笑った 「………」 舞は初めて見る土方の笑顔に見取れていた 「…舞」 「はい…?やっ…」 土方はまた傷跡に接吻をしだした
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