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「っ……ん…」
土方が口を落とすたびに体が暑くなる舞
土方は舞の帯に手をかけると迷うことなく引っ張った
「やっ…土方さん」
土方は驚いた
着物下にも沢山の傷跡があった
土方は残すことなく傷跡に口を落とした
そしてすべての傷跡に口を落とし終えると舞を抱きしめた
「土方さん…」
舞も土方の背中に手を回す
「……続き……やってもいいか?」
土方は優しく聞いた
しばらく沈黙が続くと舞はうつむきながら頷いた
舞に接吻をする土方
すると舞が土方の耳元で呟いた
「愛してます」
驚く土方だったがすぐに笑顔になり
「あぁ…俺もだ」
その後二人の夜は深くなっていった
初めて本当に愛した人との夜は月が照らしていた
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