嵐の始まり

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「では明日池田屋と四国屋に張り込もう」 近藤が言う 「いつも長州は四国屋を使っている。四国屋に人を多めにやろう」 「歳お前は兵士を全員連れて四国屋に行け。俺は池田屋に行く。」 「まてよ。四国屋の可能性の方が確かに高いが池田屋の可能性だってある。兵士を全員連れてったら近藤さん達が大変だろ」 「大丈夫だ。その代わり俺は総司や平助を連れて行く」 「…フンわかったよ」 「………ん………?」 あれ? 舞はゆっくり目を覚ました 手足が結ばれ壁にもたれるように座らせられていた 「………」 スー―… 「おっ目が覚めたか」 「!」 若い男が入ってきた 「そんな警戒しないでよ暴れない限り殺さないから」 「…誰ですか?」
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