三年春

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三年春

春になり、私は3年生になった。そう思ったら、いきなり同学年の男子が話しかけてきた。「とうとう最後だなぁ(笑)あのさ~、俺お前の事を前から気になってたんだよね~」ちなみに私の名前は琴美。そして今話しかけてきた男子は隼人。隼人はかっこいい。でも私からみれば軽い男にしか見えなかった。隼人のいきなりの言葉に戸惑ってしまった私はついつい「ありがとう…これって告白とか?」と聞いてしまった。隼人は恥ずかしそうに頭を右手でかいて「まぁーそうかな」と言っていた。最初は断るつもりだった。でも私は心の中で、あることを思った。(付き合う前の事より、付き合ってからだよね…)そう思った私は「いいよ!」あっという間に返事をした。 隼人は「マジで!よっしゃ~」と小さくガッツポーズしていた。私は隼人を見て、自然と笑みがこぼれ落ちた。 この先何が起きるかも知らずに…
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