三章 出会い

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「そういえば、自己紹介まだだったな。君や貴方だと呼びにくいから名前で教えてくれないかな?」 はいっと少年は頷いた。 「俺の名前は夜宵 翔(やよい かける)です。」 「じゃあ俺からも自己紹介するな。俺は荒木 咲也だ。よろしくな、翔。」 「よろしくです、咲也さん。」 二人は握手をして少し笑いあった。 「よし、移動するか。もしかしたら他にも誰かに会えるかもしれない。」 「そうですね、わかりました。」 そう決め、周りを警戒しながら移動を始めた。
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