二章 始まり

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ドクンドクン… 咲也の心臓の音が早くなる。 「もし…本当に…春奈が閉じ込められてるとしたら………、助けなきゃ…。」 冷静さは無くなり焦りがかなり出てくる。 なんで…なんで…と頭の中で繰り返し響く。 時間が少し立つと焦りも少しおさまり、軽く楽になった。 そして、カードの横にあった地図らしき物を手に取り見始めた。 「やっぱり何かの地図だったんだ。…もしかしてここの地図なのかもしれないなぁ。」 その地図は、かなり広い建物を表していて、五階建てなのがわかった。
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