―准×剛―

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今日は岡田の家に行くことになってる。 昨日電話がかかってきて家に来ない?と聞かれた。特に用事もなかったし行くことにした。 《ピンポーン…》 「あ…剛君かな…」岡田はチャイムが鳴ると玄関まで行きゆっくり戸を開ける。 「……来たけど」 俺は素っ気なく話し家の中に入る。 「なんか飲む?」岡田は台所まで行き問いかける。 「うーん…コーラ」 「っ…剛くん可愛いね」 あらかじめ分かっていたかのようにクスッと笑いながら言うと冷蔵庫を開けコーラをコップに注ぐ。 「可愛くないし…ただ好きなだけ」 「そういうのが可愛いんだって」 森田はソファーにどかっと座りながらテレビを見て待ち、岡田はコップに注いだコーラの中に何かを入れテーブルに運ぶ。
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