番外編【ある日の風景】

2/36
前へ
/725ページ
次へ
魏と呉の戦に参戦が決まって2日… 大和軍も戦の準備を着々と進めていた 葵「ん~…はぁ~良い天気」 葵は部屋を出ると雲ひとつない大空を見上げ身体を伸ばす 葵「しばらく進軍の準備って言ってたな~…まぁアタシは何もすることないんだけど…」 葵や獅郎は大して役に立たないのでこういう時は良く休暇を貰っていた 葵「何しようかな~…」 といっても特にすることが無い この世界に来て早二年… テレビも無ければゲームもない 娯楽といえば、アナログ的なもの…将棋や囲碁といったものが主流であった はっきり言って女子高生である葵にはつまらないことこの上ない 忘れられがちだが…葵も女子高生… 別に剣道ばかりやっていたわけではない 一応!女子高生である… 葵「…なんか悪意を感じた…」 とまぁ…勘もそれなりに良い… 葵「…瑞希何してるかな…?」 葵はとりあえず瑞希のところへ向かった 瑞希「分かりました…、馬の補充を…あと200頭お願いします」 瑞希は忙しそうに軍の準備をしていた 葵「ん~…忙しそうだな~…邪魔しちゃ悪いよね…」 瑞希は葵が声をかければどんなに忙しくてもきっと時間を割いてくれる けど葵は瑞希の邪魔をしたくなかったので挨拶だけしてその場を去った 葵「む~…長政と傀威を誘って訓練でもしようかな…」 葵は長政と傀威と年も近く仲が良かった 葵はとりあえず二人が居そうな場所を回ってみたが…居ない… 葵「あれ~…仕事かな?」 葵は諦めて…とりあえず信長の元へとむかった
/725ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1675人が本棚に入れています
本棚に追加