番外編【ある日の風景】

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益州の町は劉備の帰還、さらには大和軍の駐留でさらに活気を増していた 葵「そういえば紅葉ちゃんと遊ぶのって初めてだね」 紅葉「ん~…でも名古屋城に居たときは良く遊んでたよ?」 葵「あ~…あの時は9歳くらい離れてたけどね」 二人が言っているのは幕末の頃の話しである 獅郎が拾ってきた?紅葉と葵はよく遊んでいた 獅郎「精神年齢一緒やしな」 などと獅郎に馬鹿にされながら… 葵「良い天気だね~…なんかホワホワして気持ち良い」 紅葉「うん…青空ってなんか好き」 二人は取り合えず朝食を取るため、テラスのある店に入る この時代にテラスがあるか? あるんです! ようは…外に椅子とテーブル並べれば良いんです! 葵「これからどうしよっか?」 紅葉「ん~…あっ!」 二人は軽食をとりながら他愛のない会話をしていた 葵「どうしたの?」 紅葉「新しい服…欲しい」 葵「服?」 紅葉「明日だったかな?戦の前の激励会するって言ってた 蜀と合同で… 獅郎が女はお洒落してこいって」 葵「あ~!そういえば言ってたね…完全に忘れてた…」 紅葉「多分明日…私も忘れてた…何も用意してない…」 葵「普段のままじゃダメなの?」 紅葉「ダメ!綺麗な格好して褒めてもらうの!」 葵「う、うん…だ、誰に?」 葵は紅葉の勢いに少し驚きながら問いかける
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