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………
琢磨「関羽…ってあれ??それって…三国志とかに出てくる…。えっ…えぇ!?!?」
琢磨は本とかゲームで見たことのある名に驚く
関羽「何を驚いておる?」
琢磨「あっ…あぁ!!あれか?コスプレってやつか?ってことはここはイベント会場か何かか!?」
関羽「???何をわけのわからぬことを…」
琢磨「なるほど!そのキャラになりきってるわけか!!」
琢磨は完全にそう思い込み安心する
そして関羽に帰り道を尋ねようとしたとき…
「見つけた!!見つけたぜぇ!!髭野郎!!」
突然、崩れたビルの上から声が聞こえてくる
関羽「む!?しつこいヤツだ…」
関羽に明らかな殺意を向ける男
全身が筋肉の鎧のような男で腰布と体のところどころに装飾の入った鎧を身につけていた
そしてその顔には真っ赤なペイントが施されており猛獣をもイメージさせた
アキレス「くはははは!!俺様から逃げられるとでも思ったのかい!?この…アキレス様からなぁ!!!」
琢磨「アキレス!?アキレスってたしか…」
琢磨はギリシャ神話に出てくる英雄アキレスを思い出す
アキレス「くは!なんだガキ?俺様を知ってるのか?まぁいい…関羽!もう一度だけ言うぜ!!お前は我らが女王…クレオパトラ様の目に適った…俺たちの同志に迎え入れたいとのことだ!」
関羽「ふん!!何度言われようとも答えは変わらぬ!!我が主は劉備様!ただ一人!!」
関羽はアキレスの誘いを強い意志を持って断る
アキレス「はは…そういうと思ったぜ…、それでこそ…殺しがいがあるってもんだぁ!!」
アキレスは剣を抜き瓦礫の上から飛び降りる
琢磨「何?なんなのこれ??なんの撮影??」
琢磨は何かの撮影かと思った
だが…
アキレス「邪魔だぜ?ガキ…」
琢磨「へっ?…」
関羽「琢磨殿!?」
琢磨「あ、あれ…?なん…」
そこで琢磨の意識は無くなる…永遠に…
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