第三十章【七つの魂】

32/33
1673人が本棚に入れています
本棚に追加
/725ページ
オーディン「貴様らを人間界に置いたのは失策か… まぁ良い…」 オーディンが右手を天にかざすと、魂(かぎ)である7人が光に包まれた 卑弥呼「な、なに!?」 イエス「くっ…(油断していない…けど…)」 オーディン「貴様らは邪魔だ…天に還るが良い」 光が圧縮し、一人…また一人と姿を消していく 信長「帰蝶!!」 葵「帰蝶さん!!」 信長たちが卑弥呼の元へと走る だが 卑弥呼「信長君、葵ちゃん!!」 叫びは届くことなく虚空へと消えた 信長「テメェ!!!」 信長が刀を抜きオーディンに向かい走り出す 信長だけではない、ナポレオン、バーソロミュー・ロバーツ、関羽、もそれに続く オーディン「愚かな人間どもよ…」 信長「!?」 光一線 一撃だった 一撃にて信長たち4人の身体から鮮血が吹き上がった そしてその場に倒れ込む あまりに圧倒的な力の差 その場にいた者のほとんどが言葉を失う そして… 現実に恐怖する
/725ページ

最初のコメントを投稿しよう!