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レッドさんが風邪をひいた。
熱がなかなか下がらなくて、もう4日も経ってしまった。
イエローはレッドが寝込んでからずっとその枕元から離れない。
レッドが倒れた時、一番近くにいたのだからショックを受けても仕方がない。
「レッドさん…」
イエローは温くなってしまったレッドの額のタオルを取り替える。
「早く良くなって下さいよ…」
早くレッドさんの笑顔が見たい。その一心で看病するが、うなされるばかりで一度も目を覚まさない。
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