看病 (レイエ)

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「レッドさん…」 イエローはレッドが倒れた時を思い出す。 ※ その日、イエローとレッドは一緒に買い物をする約束をしていて、トキワの商店街に日用品や服など色々買いに行った。 その時に、レッドが何時もよりも口数が少なくて、笑顔も心なしか元気がなさそうに見えた。 しかし、レッドが大丈夫と言うように笑うから、気のせいだと思っていた。 「今日はありがとうございました」 「いや、俺も楽しかったからいいよ。またな。」 買い物を終え、イエローはレッドに自宅まで送って貰い、帰宅するレッドを見送って荷物を片付けようとした時だった。 玄関でどさりと何か重いものが倒れる音が聞こえた。 「レッドさん、どうしました…、レッドさん!!」 玄関を覗くとレッドがうつ伏せに倒れていた。 「レッドさん!しっかり!」 駆け寄って抱え起こしたレッドの体はすごく熱かった。 「凄い熱…」 呼吸も浅く、不規則なレッドを、イエローは自分のベッドまで運び、寝かしつけた。
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