看病 (レイエ)

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それから4日間。レッドは時々うっすら目を開けて、薬や水分とちょっとした食事をとり、そのたびににイエローに謝り、そして寝るを繰り返した。 熱が下がる気配も無く、このままでは体力を消耗し過ぎて危険な状態になりかねない。 「レッドさん、お願いですから目を覚まして下さいよ…」 イエローの切実な願いも、レッドには届かなかった。
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