プロローグ

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~愛する妹 ルナへ~ ルナ、勉強は頑張っているかい? こんなふうに改まって君に手紙を送るのは一体何年ぶりだろうか。 私は今、ルナが住む街から少しばかり離れたカイランという村にいて、それなりに楽しくやっているよ。 皆とても優しくて親切だし村で過ごすのもわるくはないけれど………。 仕事もあらかた片付いたし、私もそろそろルナの顔が恋しくなってきたよ。 それにたまには都会の洗練されたご婦人方にもまれる事も必要かと思ってね。 ――だから帰ることにします。 着いたらルナ、あたたかく迎えて下さいね。 ~ルナだけのたった一人の姉より~ .............................................. ――ああ、そうそう。ルナ、私に仲間ができました。それがなんと三人も。 ねぇ……すごいでしょ? きっとルナも気に入ってくれると思います。 ............それでは、また。
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