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壊れた時計。 どうして止まってしまったのだろう。 どうして歌わなくなってしまったのだろう。 一時間に一度、毎回違ったメロディーを歌ってくれる器用な時計。 一時間に一度、毎回同じ踊り子達が狂いもなく踊ってくれる器用な時計。 今でも時たま思い出す。 携帯の時計が12時ぴったりを差した時、壊れたあの子の事を。 あの懐かしいメロディーを。 星にお願い事をしたら、また歌ってくれるだろうか。
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