プロローグ・ハジマリの村編

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勇者「…………」プルプルプルプル 幼「…あ、あのー…勇者君ー…?」 妹「お兄ちゃん…?」 勇者「…………す」 幼「はい?」 妹「?」 勇者「……殺すッッッ!!貴様ら絶対ぶっ殺す!!」ギラッ ――勇者 が あらわれた! 妹「えええええええ!?なにこれ!?なんでお兄ちゃんが敵になってるの~!?」 幼「く…やはり…戦いは免れないのね…。…これも宿命か……」 妹「なんで幼なじみさんは順応してるんですか!?」 勇者「コロス…コロス…コロス…!!フシュー…フシュー…!」 ――勇者 は こうふん している! 幼「ふふ…血が疼く…!私の『邪気眼』が血を欲している…!クククク…」 妹「なにこれ!おかしいよ!!どうしてこうなったの!?幼なじみさん落ち着いて!」 勇者「殺すぅぅぅぅぅ!!」シュババババ 幼「フン…!これは…私も本気のLv4を使うしかなさそうだねぃ……!」ニヤリ 妹「……あ、それはお願いします♪お兄ちゃんのいやらしいゲーム、全部粉々にしてやってください♪」ニッコリ 勇者「させるかァァ…!殺す…!殺すぅぅうがあああぁぁぁ!!!」バッ! ――勇者 の 飛び掛かり攻撃! 幼「任せなさいッ!ゲームどころか部屋を丸ごと吹き飛ばしてあげるわっ!!」キュィィィィ 妹「………え?部屋…ごと?」 勇者「ウガアアアアアアアア!!!」 幼「『炎魔法Lv4』!!」カッ 妹「待って幼なじみさん!!まだこの家ローンがたっぷり――!!」 ドゴオオオオオオオオオオオン!!!
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