プロローグ・ハジマリの村編

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・再び酒場 女主人「……それで、妹ちゃんと勇者くんは家無しになっちゃったというわけね♪」 妹「はい…」 勇者「面目ない」 幼「おぅ!イェアー!!私の炎魔法で木っ端みじんッスよ!」グッ! 女主人「凄いわね…。とりあえず、もう家もボロボロだし、いい加減旅に出たらどうかしら?」 妹「はぁ…、女主人さん………この筋金入りのヒッキーのお兄ちゃんがそんな簡単に旅に」 勇者「行きます」 妹「行くわけ……………えぇ!?行くの!?即決!?」 勇者「だって話が進まないし、そろそろ自立しなきゃいけないだろ。常識的に考えて」 妹「そ、そんなぁぁぁぁ……私のこの5年間のお兄ちゃんを支えたバイトや気遣いの意味は………」 幼「全部無駄ってことかな?」 妹「う゛ぁぁぁあああああ…………orz」 幼「どんまいどんまーい!!今日はお姉さんと酒を飲もう!」 勇者「せっかく兄貴が自立したってのに、なんで泣いてんだお前」 女主人「そういう単純な問題じゃないんじゃないかしら♪」 占い師「…………」コクコク
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