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赤竜

　　　獰猛な生き物の代表として語られる。実際は、大人になるまでの成長期間が長く、それはつまり自分の身すら守れない時間が長いという事になる。出生率も低く、親は必死に我が子を守り続ける。我が子を守ろうとした必死な親に襲われ、必死さゆえに確実に死ぬまで攻撃し続ける。恐らく、人はそれを知ることは出来ないだろう。『子を亡くした親は、弱者を守ろうとする』　　　

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