第一章

1/25
前へ
/87ページ
次へ

第一章

全国大会決勝 今、僕の目には一人の男が映っている。 彼は2mを越える身体を武器にする強豪。 去年はおしくも敗れた。 今日はリベンジ戦。 去年より格段に腕をあげているらしい。 しかしこっちも例外ではない。 さぐりを入れるが隙がない。 こっちも付け入る隙をつくらない。 時間だけが過ぎて行く。
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加