第一章

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どちらも得点のないまま時間が迫る。 痺れを切らした相手が一本を取りに賭にでた。 相手のそれを受けようと身構ようとした。 ゴォー‼ 「‼‼‼」 突然、立ってられないほどの揺れに襲われた。 「じ、地震⁉‼」 誰かの叫び声が聞こえた。 それを最後に僕の意識は闇に沈んだ。
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