☆やんちゃな現魚

3/5
前へ
/125ページ
次へ
「猫さん、今日から猫さんの名前は白ね?いい?白ちゃん!!」 クロは嫉妬してるMZDのことを気にもとめずに猫の名前を考えたり、これからのことを考えたりしていた。   クロにキレイに洗われた猫が、仮のご主人様にすりよる。 「白ぉ…くすぐったい///」 ぱたぱたと振られる尻尾が微妙にクロの足に触れる。 「にゃあー…」 調子に乗って白が腹上に乗る。 「白っ、やめてよぉっ!!///ぁははっ」 白を風呂に入れ、一緒に自分も入ったところだから、只今下着しか着ていない。するりと猫はシャツの中に入った。   肉球のぷにぷにした足が腹をぺたぺた歩く感覚や ふさふさの毛がくすぐったい。 「ちょ、やぁ////」 クロが思わず甘い声を上げたとき、   「くっくくろぉぉぉぉおおぉっぉ!!」 どだだだっだだだだだっだだだだって階段を上がってずばーーーんって戸を突き破ってスライディングでMZDがやってきた。 猫がびっくりしてクロの腹のから飛び降りた。
/125ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加