☆純粋無苦

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      「夜ってどうして不安になるんだろうね?」 目覚めてからの第一声。 夜や外の様子を知らせる窓なんてひとつもないけど、オレは分かるんだ。 なんとなく不安だから夜って気がするだけだけど。   でもきっとそうなんだ。   知らぬ間に解かれていた縛りの紐の跡を隠すように、ぎゅっと自分を自分で抱きしめた。 兄さんを思い出すように。 「兄さん…助けて。」   でも   オレは兄さんが、今幸せそうに星を見て笑っていてほしいと願っている。 Let the chips fall where they may それがどんな結果になろうがかまわない
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