悲劇の始まり

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いつものように、孫一がぶらっと団子屋に来ていて、団子を食べながら暇をつぶしていた。 すると団子屋の主人が遠くの方に煙りが上がっていることにきがついた。 「ん?どうした御主人」 「いや~、孫一殿。煙りが見えてまして」 「どっちの方向だ!!」 「ありゃ~雑賀の村かの。確か孫一殿の雑賀って、あの村の名をもらったんでは?」 「あぁ、本名は鈴木家だからな。あの煙りはやっぱり雑賀の村だな。御主人、代金は置いていくよ」 孫一は急いで村に向った。
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