3人が本棚に入れています
本棚に追加
しばらく歩いた、慶次と孫一はやっと上杉謙信の城へとついた。
-春日城-
「慶次、ただいま戻りました」
「よくぞ、お帰りなさった。そちらは?」
「はい。私は雑賀村の雑賀 孫一と申します。わけあって、慶次殿とご一緒させていただきました」
「そうか。慶次、大変な事がおきた」
「信長が死んだ事か?」
「違う、武田勝頼が攻めてきた。」
「本当か、謙信公。こりゃ策をねらねばならんな」
謙信と家臣達は、策を考えはじめた。
その頃、武田勝頼は屋敷内で家臣と話していた。
-信玄の屋敷内-
「若殿。是非、謙信公の戦には前線で戦わせて下さい」
「う~ん、ダメだ幸村。お前は、後ろの方の陣だ」
「で、でも・・・」
「出過ぎた真似だぞ。まだ、戦を知らなさすぎだ」
「失礼します、若殿。上杉から使者が来られました」1人の兵士が言った。
「分かった、通せ」
最初のコメントを投稿しよう!