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「そ・・・
そうだけど・・・。
とにかく、早くしなくちゃ!じゃあ、何か判ったら連絡してね!」
「分かったわ。」
やがて、通話を切ると、京都は駆け出した。
6
此所は、あの京都達が不審に思ったサーカステントの中。
暗闇の中、或る一匹の女シャディオンが軽く叫んで飛んだ。
「くっくっくっくっ・・・。
人間達は気づいていな~い。」
「愚か者の人げ~ん。」
「我々が滅ぼ~す。」
次々と好き勝手に男シャディオンが叫んで飛び回ると、一体が騒ぎ始めた。其の騒ぎは丸でバーゲンをしているかの様であった。
すると
「鎮まれ~ぃ。」
声が響くと、下部達は其の上下に動く自分達の足場を速やかに下げた。
「フラスコトリオ!何処に居る。」
暗闇から出て来た先程と同じ声の主は、二足歩行の雄の牛だった。
「イステカマ様。只今参りました。」
テレポートをしたかの様に、ふとイステカマの前に出て来たのは、全身が炎の鳥人であるダイフラム
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