二十二話「懐かしき出逢い?謎の龍グラウス」

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と、羽が生えて尾が蛇になっているライオンのヒメイラと、紺色の竜であるリバオンだった。三匹が各々会釈をする。イステカマ様と口にしたのはヒメイラだ。  「残りのガドランは地球に逃げた筈だ。奴は人間の心に入り込み、夢の中へ呼び込み、一旦自分と言うものを見せ、自分を受け入れてくれるかを問う。其れで人間が受け入れたら、奴はそいつと一緒に成長してしまう。が、恐らく未だ受け入れられてはないだろう。奴は迚も大きな夢の持ち主にしか訪れず、夢を実体化したものである夢玉(ゆめだま)に住み込む。早く人間と手を組まないうちに始末し、奴の角に有る金輝晶(こんきしょう)を取って来い。」 すると、写真を飛ばしてダイフラムの手に渡る。  「此れが我れが選んだターゲットだ。先ずはそやつの夢を調べろ。」  「分かりました。お任せください。」 ダイフラムが再び会釈をすると、二人も倣い、イステカマの前から去った。  其れから、三人が向かった場所は  「ん~。此の新登場のカクテル、美味いな~。」 とヒメイラがグラスを上げる。バーに居る様だ。三人は普通の人間
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